企業関係者の方へ
ジョブ・カード制度では社員の継続的な育成・評価のために企業の皆様を支援しています。
ジョブ・カードの導入
こんなお悩みは
ありませんか?
業務内容にマッチした人材を採用するにはどうしたらいいんだろう
人材育成や人事評価のための制度を整備したいが手が回っていない…
中堅社員のモチベーションアップを図りたいがどうすればいいかわからない
セカンドキャリア支援に何をしたらよいか知りたい
ジョブ・カードを導入すると…
ジョブ・カードを
導入してみるのは
いかがでしょうか?
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01採用強化・マッチング向上
ジョブ・カードを応募書類として活用すると、職業能力や強みなどが決められた様式によって得ることができるため、ミスマッチ防止や採用後の定着につながります。
なお、応募書類として活用されるジョブ・カードの情報は労働者本人の意思により提出されるものです。本人の意思に反して提出を求めることはできません。
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02人材育成・人事評価
ジョブ・カードの活用やセルフ・キャリアドックの導入により、定期的なキャリア開発や職業能力開発が実現できます。若手・中堅社員の研修制度が整備されていない企業においても、計画的な人材育成と能力評価が可能になります。
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03社員のモチベーションアップ・定着促進
キャリア研修やキャリアコンサルティングなど、キャリア形成支援を行うことで、今後のキャリアパスを見通し、今の仕事の意味や価値を理解することができます。仕事や能力開発への意欲を高め、定着を促進する効果が期待できます。
ジョブ・カードの活用イメージ
ジョブ・カードは、採用から人材育成、人事評価、適正配置など、人事の様々な場面で活用でき、従業員ひとりひとりの持てる力を最大限に発揮させることができます。
職業能力の評価におけるジョブ・カードの活用
職業能力証明(訓練成果・実務成果)シートを活用して、従業員の実務成果、職業能力を評価することにより、キャリア形成の促進、職業能力の見える化の促進を図ることができます。
従業員の実務経験の評価には「様式3-3-1-2 職業能力証明(訓練成果・実務成果)シート(在職労働者の実務経験の評価用)」があります。
職務遂行のための能力を明確にして企業と従業員が共有し、従業員は実務を行う際の目標とするとともに自己評価を行い、上司等の評価担当者は従業員の仕事ぶりを記録、評価することで、適切な人事評価、ひいては人材育成・人材配置に繋げていくことができます。
各地域に設置しているキャリア形成・リスキリング支援センターは、ジョブ・カードを活用した従業員の実務成果の評価について、技術的指導・援助を行っています。是非ご活用ください。
雇用型訓練におけるジョブ・カードの活用
雇用型訓練とは、雇用した従業員を対象とした、企業内での実習(OJT)と、教育訓練機関等での座学等(Off-JT)を組み合わせた実践的訓練です。
雇い入れ時の応募書類、訓練成果の評価シートとして、ジョブ・カードを活用しています。
得られるメリット
- 人材ニーズに合致した人材の育成・確保
- アドバイスを受けた訓練計画の策定や目標を明確にした訓練の実施
- 業界共通の「ものさし」による訓練成果の評価
- 人材育成・能力開発に積極的な企業であることのPR
- 助成制度の活用による訓練経費の負担の軽減
また、これらの雇用型訓練の実施に際しては、キャリア形成・リスキリング支援センターからの支援等を受けることもできます。
人材開発支援助成金について
従業員に対してジョブ・カードを活用した人材育成(雇用型訓練)を実施する事業主は、「人材開発支援助成金」を受給できる場合があります。
この助成金は、職業訓練を実施する事業主等に対して訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成する等により、企業内の人材育成を支援する制度です。
「求職活動支援書」としてのジョブ・カードの活用
事業主は、「事業主都合の解雇」や「継続雇用制度の対象となる高齢者に係る基準に該当しなかったこと」などにより離職することが予定されている高年齢者等(45歳以上70歳未満)が希望するときは、在職中のなるべく早い時期から円滑な再就職活動を行えるよう、職務経歴書を作成するための参考となる情報(本人の職務経歴、職業能力等の再就職に資する事項)を記載した「求職活動支援書」(任意様式)を作成し、交付しなければならないこととされています(高年齢者雇用安定法第17条第1項)。
その際には、ジョブ・カードの様式2から様式3-2に、参考様式「再就職援助措置関係シート」を付け加えることで、高年齢者雇用安定法第17条第1項に基づく「求職活動支援書」としての活用が可能です。
45歳未満など、上記に該当しない離職予定者に対しても、積極的に同様の書面を作成・交付してください。
求職活動支援書の詳細については、以下のパンフレットの「VII 高年齢者等が離職する場合について」をご参照ください。
活用実績
株式会社文祥堂オフィスファシリティーズ 様
キャリアを振り返る機会をつくることで中堅社員の更なるモチベーション向上を図りたい
日々の仕事に追われ、一人ひとりがキャリアについてじっくりと考える時間が持てない中で、今回のキャリアコンサルティングは、自分の考えを可視化し、見つめ直す機会となったようです。モチベーションの向上などの個人の成長が、互いの信頼関係やコミュニケーションアップに繋がり、組織の業績アップ、活性化に寄与すると期待しています。
八幡物産株式会社 様
キャリアコンサルティングへの関心が広がり、会社として活用の検討契機に!
ジョブ・カードの作成や、キャリアコンサルティングにより、今後の職業人生を前向きに歩むための一助になったのではないかと感じています。
後日、管理職からキャリアコンサルティングを受けた感想を聞いた社員数名からは、今後の実施予定について問い合せもあり、キャリアコンサルティングに興味を持っていることがわかりました。
今後、組織内でのキャリアコンサルティングをどのように有効活用していくか検討していきたいと思います。
※キャリア形成・リスキリング支援センターのサイトに遷移します
キャリアマップ、職業能力評価シートについて
企業の人材育成や人事評価においてキャリアマップ、職業能力評価シートが役立ちます。
キャリアマップとは、職業能力評価基準で設定されているレベル1~4をもとに、該当業種の代表的な職種における能力開発の標準的な道筋を示したものです。
キャリアの道筋と各レベルの習熟の目安となる標準年数が一目で分かるようになっており、労働者のキャリア形成支援のツールとして活用することができます。
職業能力評価シートとは、職業能力評価基準で職種・職務・レベル別に定められている「職務遂行のための基準」等の内容を要約した上で簡略化した、人材育成に有効な示唆を得ることができるチェック形式の評価シートです。
これを使うと、「自分(または部下)の能力レベルはどの程度なのか」「次のレベルに上がるには何が不足しているのか」を具体的に把握することができます。
関連情報
ジョブ・カード作成支援実績報告
ジョブ・カード等の作成支援を行った場合の「ジョブ・カード作成支援実績報告書」を受け付けております。
その他のお役立ち情報
企業関係者の方向けに様々なお役立ち情報を用意しています。ぜひ参考にしてみてください。
お役立ちコラム
タレントマネジメントとは
~導入効果や具体的な活用例など~
2022年10月26日
近年「タレントマネジメント」という言葉が企業でよく使われるようになりました。
社内人材の能力やスキルを伸ばし、組織の生産性向上などの効果が期待できると言われるタレントマネジメント。
この記事では、タレントマネジメントの概要や導入が進む背景、導入することで得られる可能性がある効果、その際に活用できるジョブ・カードなどを紹介します。自身の組織を活性化させるため、ぜひ参考にしてください。
ジョブ・カードくん他商標マークの利用について
ジョブ・カードくん他商標マークを活用することで、厚生労働省の推奨するジョブ・カードを活用していることをアピールできます。
使用届を提出することで、ジョブ・カードくん他商標マークが利用できます。