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「やりたいことがない」のが悩み?自己診断でヒントを見つけてみよう!

就職活動中などで、自分の強みや興味がわからず「やりたいことがない……」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。そんなときは、自分のことを理解するための「自己診断」ツールを活用して、やりたいことのヒントを見つけてはどうでしょう。この記事では、簡単に実施できる自己診断の方法について説明します。

投稿日:2023年2月17日

目次

やりたいことがない、またはわからない理由は?

やりたいことがない、またはわからないと、どんな仕事に就いたらいいのか、今の仕事が本当に自分に合っているのかといった判断がつきづらいという問題が出てきます。

では、一体なぜやりたいことがない、またはわからないのか、その理由を考えてみましょう。

これまでの自分を振り返る機会がなかった

まず、やりたいことがない、またはわからない理由として、自己理解の不足があります。これまでに、自分はどんな人間なのか、整理する機会はあったでしょうか?

履歴書をただ埋めるだけでは自己理解にはつながりづらいものです。自分の強みや弱みは何か、どんな価値観を持っているか、これまでにどんな経験をしたかなど、自分のことをじっくり振り返る機会を通じて、自然とやりたいことが見えてくることがあります。

やりたいことがないと思い込んでいる

自分にはやりたいことがないと思い込んでしまうと、それ以上の思考が働きづらくなってしまいます。実際には興味のある仕事があるのに、どうせできない、やりたいこととまでは言えないなどとネガティブな理由でフタをしてしまっている可能性もあるでしょう。

まずは、やりたいことを見つけてみようという前向きな気持ちになってみることが大切です。そうすれば、ちょっとした興味からでも、いくつかの選択肢が見えてくるかもしれません。

仕事の種類や内容についての知識、理解が足りない

世の中にはたくさんの仕事があります。やりたいことがないのは、そういった仕事の種類や、それぞれの仕事内容についての知識や理解が不足しているからかもしれません。自分が今知っている仕事の中に興味が持てるものがなかったら、他にどんな仕事があるのかを知ることで、やりたいことも見つけやすくなるでしょう。また、今の仕事内容について詳しく知れば、意外とこの仕事もいいかもしれないといった気付きが得られることもあります。

やりたいことのヒントを自己診断で見つけてみよう!

やりたいことがない、わからないという場合は、自分を深く知る「自己診断」がやりたいことを見つけるきっかけになる可能性があります。マイジョブ・カードのサイトで利用できる自己診断としては「興味診断」「スキルチェック」「価値観診断」の3つがあります。「自己診断一覧」のページからぜひ使ってみてください。

例えば、とあるAさんが自己診断をしてみたら?

具体的にどう進めるものなのか、とあるAさんが自己診断をする流れを参考にご紹介します。自己診断の進め方や結果を、順を追って説明していきます。

Aさんの現在:大学を卒業後に正社員への就職が決まらず、飲食店でアルバイトをしている女性。今は楽しくやりがいを持って働けているものの、改めて正社員としての就職も目指したい。しかし、就職活動中から自身がやりたいことや自分の適した仕事がはっきりしていない状態が続いており、それも就職が決まらなかった原因だと考えている。

興味診断

まずは「興味診断」から始めます。実際にその仕事に就くかどうかは考えず、30の設問に対する興味・関心の程度を回答していきます。これにより、自分はどのようなタイプなのか、そしてそのタイプに合った仕事にはどんなものがあるのかの結果が表示されます。

興味診断の回答画面キャプチャー

その結果、Aさんは「複合」タイプであることがわかりました。

興味診断結果のキャプチャー

「社会的」「企業的」の数値が高いため、それぞれの適職傾向や、タイプに合った仕事・職業が記載されています。警察官やスポーツクラブ指導員など、Aさんの頭にはなかった職業もあり、職業選択の幅が広がりました。

社会的タイプの適職傾向に関するキャプチャー

企業的タイプの適職傾向に関するキャプチャー

スキルチェック

続いて「スキルチェック」も受けてみます。問1は自信があること・自信がないこと、問2は得意なこと・苦手なことの程度を回答します。

スキルチェックの回答画面キャプチャー

診断の結果、Aさんは「対人スキル」と「基礎スキル」が特に高い傾向があるとわかりました。個々のスキルについての回答はスムーズにできたものの、このようにスキルマップとして見たとき、自身がここまで「対人スキル」の値が高いことには少し驚きました。

スキルマップの結果画面キャプチャー

また、問2で回答した「得意なこと」「苦手なこと」に関する調査結果も記載されています。

Aさんは「人との段取りを調整すること」が得意だと思うものの、それは多くの人が当たり前にできることだと考えていました。しかし調査結果を見ると「自信がある」と答えた人は29.6%にとどまっており、段取り調整はAさんの強みの一つとして捉えてもよさそうだとの気付きがありました。

あなたの得意なことのキャプチャー

あなたが苦手なことのキャプチャー

価値観診断

最後に「価値観診断」にも取り組みました。仕事を選ぶ上で大事にしたいことは何か、全25問に答えていきます。

価値観判断の回答画面キャプチャー

その結果Aさんは、仕事の時間と私的な時間のバランスをとり、充実させたいと思う「生活重視志向」であることがわかりました。

Aさん自身、ワーク・ライフ・バランスを重視したいとぼんやり思ってはいたものの、キャリアにそこまで反映すべきかどうかと悩んでいました。しかし自身の思いが診断結果にはっきりと現れたので、仕事を探すときの参考にしようと考えることができました。

生活重視志向の結果画面キャプチャー

やりたいことのヒントが見つかったら

自己診断を通じてやりたいことのヒントが見つかったら、職業情報提供サイト「job tag」で仕事についての詳しい情報を調べてみましょう。次にとるべき行動もわかってくるかもしれません。

job tagには、各職業の賃金情報やその仕事への就き方などが掲載されています。Aさんは「興味診断」の結果に挙がっていた「販売店員」を調べてみました。

job tagの検索画面キャプチャー

すると、販売店員に関連する複数の仕事が表示されます。最上部の「衣料品販売」をクリックすると、仕事の内容や就業方法、労働条件の特徴などが詳しく表示されました。自分に合った仕事を探す際の参考になるでしょう。

衣料品販売の仕事情報キャプチャー

もし、やりたいことがまだ見つからない状態でも、ちょっと気になるという仕事をjob tagで検索すれば、その仕事に関する知識がつき、もっと興味が持てるようになるかもしれません。

ジョブ・カードでキャリアプランを作成!

これからやりたいことをより明確にしたいなら、ジョブ・カードを使ってキャリアプランを作成してみることもおすすめです。自己診断の「スキルチェック」の結果から気づいた自身の強みなどは、キャリア・プランシート(様式1-1・1-2)に記載してみましょう。ジョブ・カードの作成を通じて、自分自身への理解を深堀りすることで、より自分の目指すべき方向が見えてくるかもしれません。

自分のやりたいことが自然に見つからないことは多々あります。そんなときは、まずは気軽に、自己診断ツールを活用して、自分の興味・関心や強みを理解することから始めてみてはいかがでしょうか。

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ジョブ・カードを作成しよう!

ジョブ・カードを作成することで、自分の強み・弱みや能力に気付くことができ、これまでの経験を踏まえた将来のキャリア・プランとそれに向かってやるべきことが描けるようになります。また、作成したジョブ・カードは就職活動や転職活動でも活用することができるようになります。
マイジョブ・カードのアカウント登録をすると、作成したジョブ・カードを保存し、いつでも修正することができます。
アカウント登録をして定期的にジョブ・カードの見直しや確認を行いましょう。

※アカウント登録後・ログインせずにジョブ・カードを作成した場合、保存するにはダウンロードしたうえ、アカウント登録・ログインしてアップロードする必要があります。

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